メルマガに届いた質問回答です(2021年11月10日)
こんにちは、マナブです。本日は「メルマガの質問回答」をしていきます。質問量も落ち着いてきたので、1つ1つに、しっかり回答してきます。それでは、始めていきましょう(`・ω・´)ゞ
こんにちは、マナブです。
本日は「メルマガの質問回答」をしていきます。
質問量も落ち着いてきたので、1つ1つに、しっかり回答してきます。それでは、始めていきましょう(`・ω・´)ゞ
■ビットコインの「レンディング方法」について
»保有しているビットコインをレンディングしたいのですが、注意点など教えていただけたら幸いです。よろしくお願いします。
ビットコインのレンディングに関しては、2つの方法がありまして、それによって「難易度やリスク」が変化します。
方法①:企業のサービスでレンディングする
方法②:DeFiにてレンディングする
さらっと解説してきます。
✓方法①:企業のサービスでレンディングする
こちらが安全なので、初心者にオススメです。
僕は日本のサービスには詳しくないのですが、例えば「HashHubレンディング」は良さそうだなと思っています。創業者の方がクリプトに超詳しいので、信頼できると思います。
もしくは「Coincheck」や「GMOコイン」でも可能です。ググってみると利率がでるはずなので、利回りで選べば良いと思います。※CoincheckとGMOコインはアフィリエイトリンクなので、嫌な人は外してください <(_ _)>
なお、企業サービスでのレンディングでは、ぶっちゃけリスクは低いと思います。仮に盗まれたとしても、企業が補填してくれるはずで、補填の上限金額は規約で決まっているはずです。なので規約を読むか、サポートに聞いてみたらOKですね。
✓方法②:DeFiにてレンディングする
DeFiでビットコインをレンディングするには、下記の手順です。
手順①:ビットコインと「WBTC」などに変換する
手順②:WBTCを「Aave」などのDeFiで貸し出す
上記のとおり。ここの知識が重要なので解説します。
まず「手順①」に関してですが、ビットコインの変換が必須です。
ビットコインをそのまま「イーサリアムネットワーク」に乗せることができないので、WBTCというトークンに変換する訳ですね。この変換には色々なサービスがあるのですが、ここにリスクがあります。
というのも、WBTCを発行する組織が倒産などしてしまったら、ビットコインが返ってこない可能性がありますよね。これが1つ目のリスクです。
続いて「WBTCをAaveなどで貸し出す」の部分ですが、ここでは「Aave」のリスクも出てきます。Aaveは大手のDeFiサービスですが、とはいえ潰れたり、もしくはハッキングされるリスクがあります。
Aave内の資金が盗まれてしまった場合、自分のビットコインは返ってこない可能性がありますよね。これが2つ目のリスクです。
以上が注意点です。なので大切なことは、失ってもいい金額で運用することですかね。僕みたく、財産の大半を投資するのは、オススメしません。
※補足1:BTC→WBTCの変換は、取引所などで簡単に実行できます。僕は「Binance」で変換することが多いです。
※補足2:AaveなどのDeFiを見ると、基本的にBTCの利回りが低いです。この理由は「AaveでBTCを貸し出し、そしてUSDTなどを借りる」という人が多いからです。ここに関して詳しくは、過去メルマガの「BTCとETHで「高利回り」な運用先について」をご覧ください。
■セキュリティトークンに関して
»「セキュリティトークン」に投資している、もしくは関心はございますか? 個人的に有価証券のトークン化の波は来ると思っているのですが、マナブさんが考える「セキュリティトークン」の将来性などあればお聞かせ願います。
結論として、めちゃくちゃ興味あります。
- - -
※用語を知らない人がいると思うので、いったん下記に「セキュリティトークンの定義」を記載します。
»セキュリティトークンとは、「トークンという形でデジタル化された証券」のこと。一般には「ブロックチェーンで管理された、デジタル化された有価証券」「ブロックチェーンなどの技術を使って発行された、有価証券の性質を持ったトークン」とも理解されている。
- - -
セキュリティトークンは、間違いなく盛り上がる領域だと思います。とはいえ現状だと、まだ「時期尚早なのかな」と思っています。
というのも、まだステーブルコインの規制が完了していないですし、以前にBinanceがセキュリティトークンを販売したら、結局は規制にてクローズしましたので、まだ時間がかかりそうです。
とはいえ、現状の証券マーケットには問題があると思い、例えば下記です。
24時間の取引ができない
会社毎の会員登録が面倒
銀行がないと投資できない
例えば上記ですが、こういった問題は解決されるべきだと思います。
僕が海外在住なので「超経験者」ですが、本人確認や認証が、めちゃくちゃ面倒です。現在はシンガポールの証券会社で資産運用していますが、口座開設に3ヶ月くらいかかりました。遅すぎですよね。
しかし将来的にセキュリティトークンなどが出てきて、かつ「ホワイトリストに登録されたウォレット」などで認証できたら、効率化できますよね。要するに1社で「本人確認&認証」を済ませたら、別の会社でもトレーディングできるイメージです。
この方が「会社間の競争率」も高まりますし、市場として健全だと思います。なので、期待はしていますが、まだもう少し先ですかね。
■マナブさん推しの「ブロックチェーンゲーム」に関して
»マナブさん推しのブロックチェーンゲームがあれば、ぜひ教えていただきたいです。期待の企業やプロジェクトでも大歓迎です!よろしくお願いいたします。
現状は、、ないです😱
もともとゲームが大好きなので、ある意味で「評価のハードルが高いのかも…」です。アクシーは以前にプレイしたのですが、、微妙でした。
イメージ的には「メイプルストーリー(※昔に日本で流行ったネトゲ)」みたいなゲームが出てきたら、やり込みもありかなと思っています。
たぶんゲーム系は近い将来(年来 or 来年)くらいから盛り上がりそうなので、楽しみにしています。※もし面白いゲームがあれば、ぜひ教えてください🙇♂️
■日本における「NFTの実用化」について
»日本におけるNFTの実用化について、マナブさんはどのような未来をお考えですか? 現在世界のNFTは、メタバース世界での「ツール」という発展性が主流かと思います。一方で、日本では「ゲーム/アニメ × NFT」が先行している印象を受けています。
»しかし、NFTが企業や個人の生活に落ちる時には、ものづくり、またはその関連サービス × NFTが日本には合っているんじゃないかなと思っています。マナブさんは、どのようにお考えでしょうか。
まず結論として、下記のツイートをご覧ください。
上記のとおりで、NFTは様々な場所に浸透すると思っています。
現状は「NFT=すごい技術だ」という風潮ですが、5〜10年後には世の中に浸透して、そして「利用者は、それをNFTと認識していない」という状況になると思っています。
例えば「iPhone」は正確には「パソコン」ですが、多くの人は「電話」だと思って購入しましたよね。しかし現代人は「iPhone = 電話」とは思っていないはずです。人によっては、SNSツールを使うための「機械」と思っているかもです。
最初の導入時期では「メタバース」とか「ゲーム」との相性が良いと思いますが、あくまで入り口です。不動産の所有権にも使えますし、コンサートのチケットにも使えます。日本特有の使い方も出てくるかもですが、基本的には「社会に浸透していく技術」だと思っています。
■節税対策としての「仮想通貨」について
»海外フリーランスとして、海外からでも可能な投資や、海外居住者としての税金対策を気にしてます。私はそういう意味でも仮想通貨に可能性を感じています。
»仮想通貨という形で資産をもっておけばどこの国にも管理されない。結果、税金から逃れられるのではないかと。
»今まではケイマン諸島などのタックスヘイブンに財産を移して税金対策ができるのはごく一部のお金持ちでした。でも仮想通貨で 同じようなことが出来るのであれば、普通の海外フリーランスでも同じようなことが出来るようになります。
»マナブさんは、海外フリーランスやノマドワーカーが仮想通貨で資産形成をすることについてどう思われますか?
おっしゃる通りですね。僕はタイとドバイで「移住権」を取得していますが、しかし証券口座を開くのが大変です。めちゃくちゃ怪しまれるんですよね…。
とはいえ税金を払わないのは違法なので、シンプルに「税制の良い国」で「移住権」を取るのが良いと思っています。例えば「ポルトガル」とかも良さそうですよね。
ちなみに余談ですが、ケイマン諸島などで法人設立するのは、そこまで大変じゃないと思いますよ。僕は各国の法人設立について調べていますが、あまりハードルの高さは感じたことがありません。
ケイマン諸島などのデメリットとしては、例えば「日本のクライアントと取引」をする際に、相手の会社がケイマン諸島の銀行だと「送金できない」といった問題かなと思っています。※そこまで詳しくないので、間違っていたら申し訳ないです。
なおケイマン諸島にはクリプト系の企業が多いですが、彼らは色々な企業との取引する訳じゃないので(※会社を置いているだけ)、だからこそケイマン諸島といったタックスヘイブンでも困らない感じだと思います。※あくまで僕の理解です🙇♂️
■ブロックチェーンは本当に安全なのか?
»「ブロックチェーン技術を使っている」= 「安全である」ではないと思っています。ビットコインやリップル等、普通の通貨同様に仮想通貨ごとにリスクは異なると認識しています。この認識は合っていますか?
»その一方で「ブロックチェーンって偽装できない技術なんでしょ? だったら全部安全なんじゃないの?」という素朴な疑問に答えられずにいます。マナブさんならどう回答しますか?
結論は、ブロックチェーンごとに安全度は異なりますね。
PoWのリスクに関しては、ぜひ「51%攻撃」で調べてみてください。簡単に解説すると、マイナーが少ないチェーンだと、不正が起こる可能性が高まります。
またPoSのリスクに関しては、分散性があると思います。コインの大半の1名が所有していたら、PoSチェーンでも不正が起こる可能性があります。
※補足:PoWやPoSの解説は「仮想通貨のステーキング市場について調査しました」のメルマガをどうぞ。
というわけで、今回は以上です。
引き続きで、コツコツ学習しましょう(`・ω・´)ゞ
余談:SNSでの感想シェア、ありがとうございます🙇♂️
地味にエゴサーチしておりまして、感想いただき感謝です。いくつか掲載してみようと思います。なんかハッシュタグがあると良いかもですね。そのうち考えます。